スマホ(Android/iPhone/iPad)やパソコン(Windows/Mac/Chromebook)などを利用し、デジタルの予定管理が非常に便利であることは皆さんもご存知かと思います。
Googleカレンダーを利用することで、カレンダーの共有や通知、検索など、普通に使っているだけで十分便利なのですが、もう一歩踏み込んだ使い方をすることで、Googleカレンダーがもっと便利になります。
外部カレンダーとは?
Googleカレンダーの共
有機能は使われていますか?会社で同じ部署の予定を共有するために、各自の
Googleカレンダーを共有して、自分のカレンダー上に部署内のメンバーの予定を表示することで、今日・今週の他のメンバーの予定・不在状況を簡単に素早く確認することができます。
このカレンダーの共
有機能は知り合いのカレンダーだけでなく、外部公開されている様々なカレンダーも取り込むことができます。
例えば、
・書籍の発売日
・映画公開日
・天体観測日
・天気
など、種類は様々です。
地域のイベントなどを公開している
自治体もあります。
取り込み可能な便利な外部カレンダー例
自分のカレンダーに取り込むと便利に活用できそうな事例をご紹介します。
映画情報
映画好きな方には映画の公開日が入っていると便利です。映画の公開日については各劇場でスケジュールが異なるかと思いますので、各劇場で公開スケジュールをGoogleカレンダーで公開しているかを確認する必要があります。下記はあくまで公開日の参考として利用できるのではないかと思います。
書籍販売
マンガや読書好きの方にとって新刊の発売日は気になるところです。以前は本屋の壁に貼っている発売日のリストをチェックしていたものです。
出版社が書籍の発売日をGoogleカレンダーで公開している事例はあまり見たことがありませんが、Googleカレンダー化されているサイトがありますので、そちらを活用できそうです。
「他のカレンダー」の「+」から「関心のあるカレンダーを探す」を選択します。
クリケット/バスケットボール/フットボール/ホッケー/ラグビー/野球があるようです。
試合日、時刻、対戦球団の情報が表示されます。ただし、情報が重複するなど若干品質には問題はありそうですが。あくまで参考情報ですね。一瞬、
ダブルヘッダーかと思いました。
その他、
Googleで検索すると、「
Jリーグ 横浜FMの試合・練習スケジュール」などを提供されている方もありました。これらはサポーターの方が情報配信しているようなものなので、あくまでご参考まで。
天体観測
天体観測好きの方にとっては、月の満ち欠けや、惑星の状態、流星群の期間などが気になるところです。月の満ち欠けについては「
プロスポーツの試合」と同様に
Googleからの提供がありますので、こちらを利用可能です。私はこれを利用しています。
その他の惑星の状態や流星群の期間などは下記が利用できます。
「流星群」のカレンダーを取り込んでみると、このような感じになりました。
てか、流星群ってこんなにでてるの・・・?ほとんど見たことないですけども。。
天気
カレンダー上に住まいの地域の天気や気温が表示されるのも便利ですね。天気の情報は
livedoorからの情報提供があります。
各
都道府県の複数の地域ごとに情報が配信されています。
外部カレンダーの取り込み方法
まずはカレンダーURLである「ics」のURLを探し、リンクのアドレスを取得します。
「他のカレンダー」の「+」から「URLで追加」を選択
取得したicsのURLを入力し、「カレンダーを追加」します。
※この時、icsのURLが「webcal:」で始まるものになっている場合は、「webcal:」の箇所を「https:」もしくは「http:」に変更すると正常に登録できることが多いです。
「他のカレンダー」のリストに「東京の天気」が追加されました。
カレンダー上にも1週間分の天気と最高・最低気温が表示されます。
予定の内容のURLをクリックすれば、天気情報詳細ページへ遷移し、詳細を確認することができます。
とても便利ですね!
自分のカレンダーを公開
公開されるカレンダーは企業によるものだけではありません。個人でもカレンダーを公開することができます。どちらかというと個人が公開しているケースが多いように思います。
もちろん、皆さんのカレンダーも世界に公開することができます。
例えば、ストリートライブをされているアーティストの方であれば、ライブを実施する予定を登録したカレンダーを公開しましょう。予定はもちろん、場所も登録しておけば、リピーターへ効率よく案内・集客することができますね。
また、自分の「本日の積み上げ」という自分の実績を公開してみても面白いかもしれません。「この人毎日よく頑張っているな!」という状況が一目瞭然でフォロワーが増えるかもしれません。
自分のカレンダーを公開するには、カレンダーのリストの該当するカレンダーの「+」から「設定と共有」を選択します。
カレンダー設定の「アクセス権限」で「一般公開して誰でも利用できるようにする」をONにします。これだけで公開設定は可能です。
「
iCal形式の公開URL」に記載されているURLが公開されます。このURLを案内すれば、他の利用者がカレンダーに登録された予定を参照することができます。
まとめ
外部カレンダーの公開が増えれば、公開する側、利用する側双方にメリットが生じます。 公開する側は利用者に対して毎日目にするカレンダー上に情報を配信することができます。利用する側はほしい情報を自分で収拾することなく、毎日利用しているカレンダー上に情報が表示されます。
公開する側、利用する側ともに認知がされていない状態では普及も進まず、結果、導入も進まない可能性もありますので、積極的に利用をし、情報提供者へのカレンダー公開をリク
エストするなどしてみてはいかがでしょうか?また、ご自分が情報を発信する側である場合は、カレンダーをどんどん公開して、効率のよい情報配信を目指しましょう。