働き方改革を意識する企業が増えてきました。
大企業では、残業の制限が厳しくなってきたことから、早く帰宅を促す風潮が増えてきています。
そういえば、最近、夜以降のメールの受信が本当に少なくなってきました。
これは確実に他の方々も早めに帰宅しているのでしょう。
もちろん、そうでない企業もたくさんあるかと思いますが。
私の会社は働き方改革を進めようとしています。
というよりは、残業の管理がかなり厳しくなってきました。
月に45時間以上残業すると、かなり上位の役職者の承認が必要になります。
45時間というと、1日2.5時間ですね。毎日21時まで残業する形ですね。
さすがに余計な承認が必要になるくらいならみんな早く帰りたがります。
私も以前は周りが早く帰るので、自分も早く帰るようにしていました。
そのおかげで帰宅後にかなり長めの時間をとることができました。
ゆっくりテレビを見たり、ランニングをしたり、そのほかの趣味をしたりと。
それはそれで有意義な毎日でした。
しかし、少しお金が必要な場合、やはり残業するしかありません。
副業禁止ですからね。副業して稼ぐわけにはいきません。
となると残業したくなるわけですが、45時間までか。。。
仕事は増やそうと思えばいくらでも増やせます。
ビジネスを創出するのが仕事ですから。
いままでは自分のペースで仕事をしていただけで、さらに増やすのも自分次第。
しかし、残業時間の壁が。。。。
働き方改革のしわ寄せで、残業をしたくても制限され、これまでの手取りの給料が減ってしまう方々も多いのではないかと思います。
無理やり残業させることはコンプライアンス的にもよろしくはないかと思いますが、残業がウェルカムの方々の残業時間をセーブするのはそれはそれで誰も得をしないような気がします。
残業時間を増やすことで確実に業績が伸ばせる会社、残業時間を増やすことで手取金額を増やせる社員。
両者合意の下で残業時間を自由に設定できるようにすればよいのではないかと思います。
強制的に規則で縛られなければ社員の仕事時間を管理できないような企業は存在する資格はないように思います。
企業がしっかりしていれば、社員はガンガン働き、企業は成長します。
法で無理矢理管理されなければ改善できない企業が増えてくるこの世の中が変わってくれればいいなと思います。
企業は成長することを義務付けられていますが、必要以上の成長は社員が犠牲になります。株式会社という形態が成長を義務化させているのであれば、その形態自体に少し疑問を感じてしまいます。