テレワークを始めて3日が経ちました。もう週末です。
「ビバ!テレワーク!!」って感じです。もう通常業務には戻れないレベルの心地よさ。結構周りの目が気になり、近くに人がいると集中できないタイプなので、自宅でのテレワークの環境は集中力が最大限になる場所であること自覚しました!
実は、「テレワークになるかもしれない!」という噂があった時、個人的にはテレワークは避けたいと思っていました。自宅の環境を考えると集中できる場所が自宅内にないからです。
狭い家で家族5人住まい。子供も大きくなったためそれぞれに個室を与えましたが、その影響で私は部屋を追い出され、リビングに住む生活です。一応デスクはありますが。
リビングには他の家族もおりますので、そんな中で仕事なんてできません。
当然ビデオ会議も発生するので、家族が隣にいる状態でビデオ会議なんてできませんよね?
そのような環境であるため、テレワークは回避したいと思っていたいましたが、コロナウイルスの影響は無視することができず、「テレワークを回避する」ことを考えるより、「テレワークをできる環境を作る」ということを改めて考えるようにしました。
テレワーク環境づくり
テレワークできる環境・スペースを確保するにあたり、条件としては「個室であること」が絶対条件。そうなると、子供に割り振っている部屋しかありません。
長男は部屋から出てきません、スマホ中毒。次男は部屋から出てきません、フォートナイト中毒。長女は。。。。寝るときぐらいしか部屋におらず、だいたいリビングで生活しています。
ということで、妻と長女と相談。日中は部屋を譲っていただくことになりました!
サンキュー、娘よ!
ということで、作業場を確保でき、4/8からテレワークが開始となりました。
テレワークができる環境は確保したとはいえ、実際に集中して作業ができるかという不安がありました。ここ数十年は、「自宅はくつろぐ場所」と定義していたため、そんな場所で集中できるのか?
帰宅後や休日にも自宅で仕事をすることもありましたが、あくまで自主的かつマイペースでやっていました。テレワークとなると、一応勤務時間扱いのため、就業時間~終業時間までオフィスと同じように作業する必要があります。
そのような不安もあり、また、「どうなるのだろう?」という変なわくわく感で、実は前の晩は寝つきがよくありませんでした?
遠足の前の中学生か!?
という感じもありましたが、実際にテレワークを始めてみると、意外や意外。全体的には、
テレワーク、めっちゃいいやん!!
という状況です!
改めて、テレワークのメリット・デメリットを整理してみましょう。
テレワークのメリット
通勤時間が節約できる
やはりこれが大きいですね。毎日往復2時間を費やしているわけです。起床後って頭がクリアになって、仕事に対する意欲も高いわけですが、出社準備と通勤により、その意欲も低下する場合があります。
しかしテレワークであれば、意欲が向上したその場から仕事を始めることができます。通勤時間節約以外にも、意欲を最高の状態で維持することもできます。
人目が気にならない
人間嫌いの私は人の目がとても気になります。目が向いていなくても、人が近くにいると気になって集中力が低下します。トイレで横に他人が立つと、出ません。。。(笑)。
そんなわけで、周りに人がいないと、マジで集中力MAX!!はかどる、はかどる。
仕事をする時間に融通がきく
正直、自宅での仕事は誰も見ていません。一応、勤務時間帯に仕事をすることにはなっていますが、誰も見ていません。ビデオ会議している時間帯以外は誰も見ていません。
自由です!
これを逆手にさぼる人もいるかもしれませんが、そういうことを言っているわけではありません。
あくまでも仕事はきっちりやります。その時間帯を自由に設定しても誰にもばれません。逆に言うと、自分の一番集中できる時間帯に作業を集中させることができます。
例えば、勤務時間が8時間の場合、朝5時から作業をはじめ、ぶっ通しで午後1時に終了することも可能。当然、8時間分の作業のアウトプットはします。
誰にも文句を言われる筋合いはありません。成果を残しているので。
しっかり仕事はして、午後はまるまる自分の時間!って最高っすね!
午後に会議入れられるとショックですけど。あと、メールやチャットに反応しないといけないので、上記のような極端な真似は実際にはできませんけどね。。。
すれ違い雑談がなくなる
意外とこれで時間を取られること多くないでしょうか?移動中にすれ違ったタイミングであいさつ+「どうよ?」的な感じで入り、数十分の雑談に捕まる。。。とか。
有意義な内容であればいいですが、無意味な雑談ほど時間泥棒はありません。
自宅で一人なので、そんなことはなくなります。
トイレが近い
お腹もゆる~く、頻尿である私にはこれが結構助かるんですねぇ。部屋のすぐ近くにトイレがあるので。個室が満員とかもないですし。
つまみ食いをいつでもできる
おやつタイムも自分の好きなように!ですね!!
何喰ってても大丈夫!!
昼休みにベッドで横になれる
これ、地味に助かる!昼休みはいつもデスクでお昼寝しているので、睡眠は十分なのですが、結構姿勢はつらいことが多いです。机にうつ伏せだとお腹周りも圧迫されますし。
ベッドでだら~んと横になれるのがこの上なく癒されます。
そのまま寝落ちしそうな勢いですが、そこは頑張って意識を保ちます。寝落ちしても最悪家族が起こしてくれますけどね。
家事もできる
たまに家事に駆り出されます。。。いや、妻の家事を助けることができます。いつもは妻が一人で頑張っていますが、多少困ったときに助けてあげることができます。集中してテレワークできているのは妻の協力も大きいので、困っているときには仕事中でも助けてあげたいですね。
仕事を終わることに周りの目が気にならない
オフィスであれば、他の人が仕事していると帰りづらいですよね?テレワークだとそんな気に一切なりません!誰も見てないし!!勤務時間が終了し、満足のいく成果が得られれば、スパッと作業を終えることができます。
そして数秒後にはリビングに顔を出して、「ただいま」って。
仕事終わりに明るいうちに走りに行ける
趣味のランニング、平日はいつもは帰宅後に真っ暗闇の中を走っているわけですが、夕方に作業を終えて外にでもまだ明るい!夕焼けとかめちゃ奇麗!気温も心地よく、ランニングがめちゃ気持ちいい!
仕事終わりの爽快感は1日の充実感をより一層高めます。
本当にメリットだらけのテレワークです。
テレワークのデメリット
会社にあったデータにアクセスできない
テレワーク前にオフィスの機材の中に入れていたデータ、これが必要なのですが、残念ながら手元にない。作らなければならない、結構時間を要した。。。勤務時間で節約された時間が相殺された気もするが。。。
会社にある機材を使えない
ある程度は持ち帰り対応していたが、不足している感は否めない。とりあえず、スルーすることに。問題ないと思われるのでそうしたが、問題がありそうならオフィスに行けばいいので。。。と割り切っている。
運動不足になる
出勤がなく、ずっと自宅に缶詰めになるため、運動不足が懸念されます。しかし私にはまったく関係ありません。「趣味:ランニング」なので。仕事終わったら走りに行きます。そうでない方は何か取り組んだ方がよいでしょうね。
出勤ってそれなりに体力が必要なので、運動量としても無視できないレベルです。それがなくなるとやはり体力も筋力も低下するので、生活に支障がでる可能性があります。
節約できた時間で軽く散歩でもすれば、心身共にリフレッシュできるでしょう。
まとめ
今のところテレワークはいいところづくめです。もちろんデメリットもあるわけですが、テレワークで実施できないものは出勤してやればいいだけのことです。
多くの従業員がテレワークにすることで、交通費が節約でき、オフィスもフリーアドレスにすれば、必要以上にデスクなどを確保する必要もありませんので、オフィスの賃料も節約できるかもしれません。光熱費だって同様ですね。
どこでも仕事することができるようになれば、それこそ家賃が安い地方の従業員を雇用することもできます。地域創生のための雇用にもつながります。いわば社会貢献ですね。
テレワークを積極的に取り入れることで、企業にも従業員にも多くのメリットをもたらせることができます。もちろんテレワークでは仕事にならない業種もあるわけですが、テレワークができる業種で無理矢理禁止する意味ももはやないことに、企業・経営者も含め、多くの方々が気づき始めているようです。
これぞまさに『働き方改革』と言えるのではないでしょうか?今後の社会の改革から目が離せません。