どうも、ぶりっちゅです。
先日、東野圭吾の「透明な螺旋」を読了したところですが、またすぐ、予約していた小説がきました。
池井戸潤の「鉄の骨」です。
予約。。。といっても、古い本なので、予約なしだったので、すぐきましたけれども。
2011年出版と、10年前の本ですね。流石に古い。
古すぎて図書館の本、くたびれまくってます。
側面が茶色いのはもちろんのこと、「水濡れ」「汚れあり」のシールも。。
背表紙もかなり湾曲しておる。。。
古い本にありがちな「紙ほこり」も感じる。
本を開けた瞬間、何やら鼻がむずむずするような。。。
ちょっと抵抗がありましたが、大好きな池井戸潤の大作のようなので(単に太いからというだけの判断。650ページもある)、鼻水ずるずるを覚悟して読み始めました。
数ページ読んだだけで世界観に没入することができました。
これまでに読んだ本の中で、数十ページ読んでも、世界に入っていけないものもある中で、本の数ページで入っていけるのは、やはり、お気に入りの小説家なのだからでしょう。
逆にいえば、池井戸潤の書く小説の世界観が好きなんだろうなぁ。。。と自己分析。
テーマは「談合」でしたが、正直、よく知らん。。。
ニュースなどでたまに聞いたりするので、「よくないこと」「犯罪」ということだけは分かっていましたが、どのような犯罪なのかは知りませんでした。
というわけで、
国や地方自治体の公共事業などの入札の際に,入札業者同士で事前に話し合って落札させたい業者を決め,その業者が落札できるように入札内容を調整すること。
だそうです。。。
この説明だけではよくわからん。なぜダメなのかもよくわからん。。。
この本を読んでいくと分かってきます!
少し勉強になりました。社会を知りました。大人になりました!
もう50歳手前ですが。。。今頃知りました。。。
流石に全く異なる業界の問題毎は、気になることもありませんでした。
650ページ、あっというまでしたね。
面白い本を読むと、また違う本を読みたくなる。
読書が趣味になったのは本の数年前。
まだまだ自分の知らない名作があると思うと、ワクワクしますね。
さて、昔の名作にどうやって出会うかな。。
アマゾンプライムにはなかった。。。
ではでは。