タイムマシーンがあったら
私の大好きな映画のひとつに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」があります。
皆さんご存知の方は多いかもしれませんが、車を改造したタイムマシーンで過去や未来へ行くお話です。ストーリーとして非常に面白いのは当然として、やはり自分にも置き換えてしまいますね。
タイムマシーンがあったら、自分ならどの時代に戻り、何をしたいか。
作品内でも語られていますが、過去の戻って未来を変えるような行動をすることは、時間の歪みを生み、宇宙が滅ぶとかなんとか言っておりますが、そのあたりの話は置いといて、純粋に、あの頃に戻ったら。。。と考えてしまいます。
皆さん、一度は思ったことありますよね?あの頃にもどってやり直したい。。。って。
この話題で私がすぐイメージするのは、下記の時代でしょうか。
・小学生時代
・新社会人時代
まず今日は「小学生時代に戻ったら」というお話です。
小学5年で始めたサッカー
私は小学5年からサッカーをやっていました。それまでは野球好きで、おもに草野球をやっていたのですが、友人がサッカーをやっていたので、興味を持ち、学校のサッカーチームに入部しました。
そういえば、体育の時間でサッカーをやって楽しかったので、先生に体育の時間に「サッカーしよう!サッカーしよう!」としつこく言っていると、半ギレで「サッカーチーム入ったらいいやん!」と言われたことも思い出しました。
(子供のころはわがままだったので、かなりしつこく言っていたのでしょうね。。。(笑))
サッカーなんてまともにやったことはなかったので、ルールなども一切知りません。
サッカーチームに入って、ミニゲームをするときに、監督に「君はセンターフォワードやれ」と言われたのですが、「センターフォワードってどこ?」という感じ。周りは「おお~っ」「大抜擢やな!」と騒いでいたのですが、私としては「どこのポジション?」です。友人に「センターフォワードってどこ?」と聞くと、「(キャプテン翼の)翼君の位置」と言われました。わかりません。。。。
そんなレベルでした。
サッカーについて無知すぎた
その時から1年ちょっとは試合でもセンターフォワードでした。
(人数はさほど多くなく、みんなめちゃくちゃうまいわけではないので、レギュラーではありました)
そんな状態で試合もしていたのですが、チーム自体が弱いということもあり、ほとんど試合で勝つようなことはありませんでした。また、センターフォワードのくせに点を取ったことはほとんどありません。記憶では小学校2年間で1点だけだったかもしれません。よく使ってくれたなと。。。
試合での監督からの指示は、「相手のチームの一番後ろのディフェンダーのところにいろ」と言われました。そのように意識していました。それだけを意識していました。なぜそのようなことを言われているのかを知らずに。。。。その意味を理解していないことにはそうしている意味もありません。。。当然、何の結果も出ません。
本当の意味は「オフサイドラインぎりぎりのところにポジションをとって、すぐ飛び出せるように」ですね。チームも弱いので、「スルーパス」が来ることもないわけですが。。。ボールは来てもせいぜい「足元」にしか来ませんので。「スペースに出す」なんてことはその時代には聞いたことはありませんでした。
その当時のサッカーの教科書は「キャプテン翼」で、「スペースに出す」という話はなかったように思います。でも、「オフサイドトラップ」はありましたね。
まったく点を取れないセンターフォワードなんて自分でも納得していなかったので、チーム内で話し合いをしたときに、「フォワードよりハーフがいい(昔は「MF」のことを「ハーフ」)と言っていました」といって、「右MF」にコンバートしました。
ま、総合的にサッカーを知らない状態でサッカーをしていたわけですから、うまくなるはずもありません。試合で勝てるわけでもありません。
それでも中学でもサッカー部に所属しました。中学校ではほかの小学校の強いチームからも人がやってきたので、完全補欠/Bチームでした。それが理由というわけではないですが、練習にもあまり積極的ではありませんでした。サッカーは好きでしたが、練習はあまり好きではなかったですね。
高校ではサッカー部入部はあきらめました。中学でもついていけていないのに、高校でできるわけがないと。でもやっぱりサッカーは好きでしたね。友達と広場で草サッカー程度はやっていました。
サッカーの知識が大洪水のようにやってきた!Jリーグ開幕!!
そして大学時代、「Jリーグ開幕!」。あの時の興奮は今でも覚えています。友人の家で、「読売ベルディ VS 横浜マリノス」のキックオフカウントダウンをしたのも覚えています。(前日開催の「ジーコ」「アルシンド」にも圧巻でしたが)
TVを通じてプロのサッカーを観る機会が増え、解説者によるプレー解説も興味深く、よりサッカーが好きになっていきました。
スター選手の技をまねたり、「自分だったらこうプレイする」など、プレイヤー目線・監督目線で試合を見る中で、こう思うようになりました。
小学校の頃、考えてプレイしていたらもっとうまくなっただろうな。。。
練習にしたって、「この練習は何のためにやっているか?」を理解していたら、辛い練習も納得してやっていたかもしれません。
昔は「練習メニューがあるから、言われるがままやっていた」という状況でした。
今でも夢見る小学生スーパープレイヤー
今のこの知識で小学校時代に戻ることができたら、好きなサッカーをもっと楽しめただろうと考えます。
スタミナをつけるために長距離走も頑張っていたかもしれません。
ディフェンダーの裏のスペースを狙って、スルーパスを待ちながらオフサイドラインぎりぎりでディフェンダーと駆け引きしていたかもしれません。
常にスペースを探し、キラーパスを狙っていたかもしれません。
相手の重心を見切って、フェイントで華麗にかわしていたかもしれません。
ドリブルするとき、ボールだけを見るのではなく、相手を抑えながら走る方向を決めていたかもしれません。
相手のボールにすぐ足をだすのではなく、相手が動きだしてボールが一番離れた時を見計らい、ボールを取るよりまずは体を入れることをしていたかもしれません。
今ならやれることがたくさんあります。これだけできれば全国行けたかもしれません(笑)
そもそも、このような指導を監督がしてくれたことはなかったように思います。していたけど、自分が耳を傾けていなかったのかもしれません。指導する以前の問題だったかもしれません。
45歳になってもやはりサッカーは好きです。今でもやりたいです。
あまり走れはしませんが。。。
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