この10年間、スマホはずっとAndroidでしたが、今年初めてiPhoneにしました。
スマホアプリの開発をしていて、iPhoneの開発が非常に面倒であることからiPhone嫌いになっていたのですが、いくつかの理由でiPhone切り替えに踏み切りました。
iPhoneに切り替えた理由
安定したGPS機能が欲しかった
ランニングの際にアプリ「Strava」を利用して、自分の走ったコースなどを記録し、距離や時間などを計測しています。
これまではAndroidのXperia Z4(au)+mineoで利用していたのですが、この組み合わせのGPS利用が最悪で、A-GPSのアプリを入れるなどして頑張って使っていたのですが、正確に現在位置を取得するために時間がかかったり、急におかしくなったりと、満足に利用することができませんでした。
走る前に現在位置をしっかり取得できる状態になるまで早くても数分かかっていたので、「走りたいけど現在位置取得待ち・・・・」みたいなことが多々ありました。
また、地図上の走ったコースが実際と異なることはよくあり、瞬間ワープしたような状況になることもちらほら。
そのためにいつも5~7分/kmぐらいペースで走っているのが記録上は4分/kmになったりと残念な結果になることも多かったのです。
iPhoneにしてから、現在位置の取得速度・精度には満足です。走り始めに「Strava」を起動すると、すぐに現在位置を取得し、すぐに走り始めることができます。
これ、普通なんですけどね。ようやく普通の環境を手にした!という事になります。
SIMフリーのAndroid端末の選択肢が少なかった
GPSの精度が悪いのは、「Android au版+格安SIM」の組み合わせが最悪らしいので、新しいSIMフリーのAndroid端末を買おうとしたのですが、SIMフリーの端末だと選択肢が非常に少ないのです。ドコモやau、ソフトバンクだとラインアップは豊富なのですが。
AndroidのSIMフリー端末といえば、Pixel等のGoogleの端末か、HuaweiiやASUSなどの中華端末がほとんどです。中華端末や絶対嫌です。。。Pixel3の購入も検討したのですが、一部のアプリで動作がおかしい現象があって購入を控えてました(最終的には問題ないという結論になりましたが。。)。
最新の端末Pixel4は10万円ぐらいしてすごく高かった。。。
スマホをスマホとしてあまり活用しなくなってきた
最近スマホでやることといえば、
・スマートニュース
・LINE
・Strava
・メール
・体重管理
・Webブラウジング
あまり活用しているとは言えません。ちなみに「電話」としてもほとんど使っていません。
スマホを使い始めて10年ぐらいになりますが、もはや飽きてきたのかもしれません。スマホに対してあまり執着心がなくなってきました。
これにより、iPhone嫌だったけど、別にiPhoneでもいいか。。。。なんでもいいや。。。と思い始めてきました。
ちなみに、それでも中華端末とかは嫌です。。
驚愕のコストパフォーマンス
安いに越したことはないのですが、安いわりになかなかの高スペックです。
iPhone SE2 (2020)のCPUは、実は最新のiPhone 11と同じなのです。カメラ性能などほかの機能でスペックの差はありますが、基本性能は同じなのです。
その同じスペックで価格が5万円を切るというのがとてもすごい!
低スペックの廉価版という感じではないですよ。無駄な機能は必要ないという方には、ハイスペック端末を低価格で購入できるという事になります。
スマホの利用用途が「最低限の機能」「日常生活で利用するだけ」という方には低価格・高スペックのiPhone SE2 (2020)は本当にお勧めできる端末です。
5人家族で全員iPhone
これは結果的に。。。となるかもしれませんが、子供3人は全員iPhoneです。
学生はiPhone率が非常に高いため。一人Androidだと仲間外れになったりして。。。私と妻で同時にAndroid→iPhoneに乗り換えたため、これで家族全員iPhoneユーザーになりました。
iPhone SE(2020)のスペック
大きさ
iPhone SE2(2020)の画面の大きさは「4.7インチ」、iPhone8と同じ大きさになります。
第1世代のiPhone SEの画面の大きさが「4インチ」でしたので、かなり大きくなりました。
個人的にはスマホはコンパクトサイズのほうが好きで、以前の「4インチ」の大きさが好きだったので、今回「4.7インチ」になったのは残念だと思っていました。
しかしいざ購入し、使ってみると、なんとなく文字が小さい。。。。老眼!。。。そうそう、最近は老眼なので、画面や文字は大きいほうがいいようです。
結果、老眼には「4.7インチ」でも小さい!という事がわかりました。。。。今では端末内の文字サイズを大きくしています。
[端末設定]-[画面表示と明るさ]-[テキストサイズを変更]
重さ
以前はAndroidのXperia Z4を使用していたのですが、こちらは画面サイズが「5インチ」。しかし、今回購入したiPhone SE2(2020)のほうがずっしりしています。
iPhone SE2(2020): 148g
Xperia Z4: 144g
ほとんど同じ重さなのですが、持った感じ、iPhone SE2(2020)のほうがずっしりするのです。どうやら、Xperia Z4のほうが端末が大きく、重さが分散して軽く感じるようです。
数値だけでは重さは判断できないのでご注意ください。
意外とずっしりくる分、手元から滑り落ちそうな感じがします。高級な買い物なので、「落として割れた」ではすみませんね。
私は嫌いなのですが、後述する「スマホリング」はあったほうがいいかもしれませんね。
デザイン
選べるカラーは「ブラック」「ホワイト」「レッド」の3種類、少な目です。iPhone11や昔のiPhone 5Cなどはカラフルなバリエーションを揃えていましたが、iPhone SE2(2020)のカラーは少なめですね。
スペック
端末のスペックの重要要素である「CPU」は、なんと最新機種であるiPhone11/11 Proと同様の「A13」が搭載されています。
つまり、基本性能は最新機種と同様なんですね!しかもこの値段で!です。
カメラの性能はiPhone11のほうが高性能ですので、このあたりで価格差の理由が明確になってきます。
私は「きれいな写真は一眼レフで」というタイプなので、スマホにカメラの性能は必要ありませんが、カメラもスマホに凝縮したいという方は、iPhone SE2(2020)では物足りないかもしれません。
価格
Apple Store
64GBモデル 44,800円(税別)
ヨドバシカメラ
64GBモデル 492,80円(税込) ポイント還元 493ポイント(1%)
ヨドバシカメラのほうが高いのか・・・・やっぱり直接Apple Storeのほうが安いのかな?と見えるのですが、よく見ると、Apple Storeは「税別表示」、ヨドバシカメラは「税込表示」でした!
Apple Storeの税込価格は、49,280円。一緒ですね。ただ、ヨドバシカメラの場合は、ポイント還元が1%あるので493円安い!
ヨドバシカメラのポイントが溜まっている方は、Apple製品こそポイントの使いどころです。Apple製品のポイント還元率は通常製品より低く、通常製品がおおむね10%ですが、Apple製品は5%です。iPhoneやiPadは1%です。ポイントで購入するとポイント還元はありませんので、そもそもポイント還元率の低いApple製品でヨドバシポイントを消費するのが効果的です。
SIMフリー情報
ドコモやソフトバンク、auなどの携帯キャリアでなく、Apple StoreなどでSIMフリー端末を購入した場合、「モバイルデータ通信」の設定が必要になります。
私も「mineo」を利用していますので、モバイルデータ通信設定のAPNを登録しないと、モバイルデータ通信を行うことができません。
iPhoneの場合、APNの登録は「プロファイル」をインストールすることで行うことができます。
iPhone SE(2020)を購入したら追加でほしい製品
ケース
スマホを落としてしまうリスクを考慮して、ケースはマスト。でもごちゃごちゃしたケースにはしたくないので、私は「シンプル」なものをチョイスしました。
せっかく筐体がきれいなiPhoneなので、透明のものをよく使います。
エレコム iPhone SE (2020モデル) ケース ハード [薄さと透明感際立つ新素材AQUA] 薄さ0.6mm クリア PM-A19AAQCR
- 発売日: 2020/04/16
- メディア: エレクトロニクス
フィルム
画面の傷付きは避けたいのでフィルムは当然貼りましょう。iPhone SE2(2020)はiPhone7/8と同じ筐体なので、iPhone7/8向けのフィルムで大丈夫です。
エレコム iPhone 8 フィルム フルカバー 衝撃吸収 ブルーライトカット 指紋防止 透明 反射防止 iPhone 7 対応 PM-A17MFLFPBLR
- 発売日: 2017/09/13
- メディア: エレクトロニクス
このフィルムのおすすめどころは「気泡ゼロ」です。フィルムの貼り方が下手だと、気泡が入ってしまい、蕁麻疹みたいな感じで気持ち悪い状態にいなってしまいがちです。
「気泡ゼロ」は小さい気泡は時間が経つと自然になくなっていきます。
フィルムを張ったときには小さな気泡は少し残っていたのですが、数時間後見ると、きれいになくなっていました。
ワイヤレス充電器
最近のiPhoneやスマホでは「置くだけ充電」のワイヤレス充電機能が搭載されています。これまではスマホにケーブルをつないで充電していましたが、充電器にスマホを置くだけで充電ができるようになるのです。とても便利ですね!
2000円弱でワイヤレス充電器を購入できるので、これは”買い”です。
※スマホのカバーがぶ厚すぎるとワイヤレス充電機能が働きませんのでご注意ください。
Bluetoothイヤホン
スマホで音楽をよく聴くのですが、ケーブルは邪魔ですよね~。iPhoneに同梱のLightningのイヤホンのケーブルが少し固めで、iPhoneを胸ポケットや上着の内ポケットに入れていると、ケーブルがきれいに収まらず、とても煩わしいです。
やはりイヤホンはワイヤレスがいいですね。
しかし、私は、「AirPods」は買いません。いやゆる「完全ワイヤレスイヤホン」ですね。両耳が分かれてていて完全にワイヤレスのものです。
芸能人やサッカー日本代表はみんなAirPodsですが。。。これ、落としやすいんですよね。最近の線路に落ちている落とし物の上位に「完全ワイヤレスイヤホン」があるらしいです。みんな落としているんですね。。
ですのでワイヤレスイヤホンでも私は両耳がケーブルでつながっているものを使います。
加えて重要なのは「開放型」であることです。最近主流の「カナル型」は密着性があって音漏れなども少ないのですが、周りの音も聞こえにくくなるため、人込みの多い場所や交通量の多い場所での利用はお勧めできません。
私はランニング時にも利用するので、「カナル型」のイヤホンを利用してランニングしているときに何度か人や自転車にぶつかりそうになってヒヤヒヤしました。
最近では「カナル型」でも外音を取り込む機能がある製品も増えているので、そこは重要視して選定すべきと思います。