年始に「適応障害の症状が出始めた。。。」という記事を書いてから約4か月が経過しました。
その記事に対して多くの励ましのコメントをいただきました。皆さん、他人の私に心優しい気づかいを頂き、非常に恐縮でございます。
年始早々から不安な仕事はじめだったわけですが、それから4か月。それから特に大きな問題もなくやっております。
幸いにも自分に対する「アラート」を感じ、危機を回避するためのアクションを自らおこすことにより、自分にあった環境づくりをできたのがよかったのかもしれません。
適応障害の症状が発生した理由
生理的に受け付けられない人の接触
どうしても相性の悪い人っていますよね。意見が合わない、性格が合わない、態度が気に食わないなど。。。生理的に受け付けられない人と仕事をするとき、正直、仕事に集中できないレベルで影響が出ます。
同じ空間にいるだけでストレスを感じます。
その人が発言するだけでイラっとします。(その人が正しいことを言っているにも関わらず)
その人に相談する必要があった場合のストレスはMAX。
もう何もできません。いま想像しているだけでもストレスです。。。。次に行こう。。
苦手な業務の対応
人には得手不得手があります。もちろん、苦手を克服することも重要です。克服があって成長があります。
学校で嫌いな科目を勉強するのも、社会に入って苦手な業務をいかにこなせるか。。。の訓練であると思います。
しかし、努力してもなかなか成果が上げられない場合があります。不向きなのですから。。。。ただ努力すれば成長できるのであればよいのですが、その努力には性格でカバーしなければならない場合。。それがなかなか難しい。
「苦手を克服するためには性格を変えなさい」と言っているようなもの。
性格って努力で変えられるのか・・・?
自己啓発的にいろいろな本を読んで、いかに自分の気持ちをコントロールするかもやってみました。
性格を変えるという事は、精神的にプレッシャーをかけることになるので、それはそれでかなりストレスになります。なかなかうまくはいきませんでした。
適応障害の症状を回避できた理由
自分の強み・弱みを開示
苦手なことから逃げているだけでは何も先に進むことができません。逃げることだけでは何も得ることができません。
「辛いことがあれば逃げてもいい」という事もよく聞きますが、それが仕事の場合、簡単に仕事を辞めるわけにもいきません。収入がなくなるわけなので。もちろん、次の仕事があればよいのですが。。。
「逃げる」も1つの手段ではあるのですが、もう1歩、その先を考えましょう。
逃げてもいいのですが、「代替策」を考えましょう。「逃げる」ことのマイナスを「代替策」で補えばいいのです。プラスマイナス、ゼロです。
私の場合、苦手な業務を拒否することにより、メリットを伝えます。苦手な業務をしない代わりに、会社の利益につながる自分の得意な業務により注力することができます。
会社にとってどちらがメリットがあるか!?を考えれば、簡単に判断ができます。
幸い、1月から3月にかけて、新しい期を迎えるにあたって上司と話す機会が設けられますが、その場で、自分の強み・弱みをしっかり伝え、自分がどのように取り組むことが会社の利益につながるかを説明・理解してもらうことで、自分の意図する方向で今年は進みそうです。
テレワークの恩恵
私の会社では4月前半からテレワークが始まっています。以降、出社したのは1日だけ。30分だけです。接触するだけで精神的にダメージを受ける人との接触はありません。ビデオ会議は多少あり、対象の人も参加するわけですが、なぜかその人はビデオ会議でも顔を出しません。声はするが、顔は出ないので、精神的に楽です(笑)。
世の中大変な状況ではありますが、個人的にはメリットを感じる部分もあります。
まとめ
精神的に弱いところがある私にとって、社会で働くことに不安を感じる部分もありますが、なんだかんだ24年、働いています。どちらかというと成功している部類ではないのかなと自負しています。
とはいえ、精神的に人並み以上であれば、もっと成功しているのではないかとも思います。実際、自分と同じ年齢であれば、もっと上にいって、もっと成果を出している人もたくさんいます。
今の自分の環境で、ちがうアクションを起こすことができれば、もっと上に行ける環境にもいるとは思います。しかし、そこで無理をすれば、おそらく廃人になるかもしれません。そうなる前に辞めていく人もたくさん見ています(中にはそうなって辞める人もいますが。。)。
自分にとって仕事はあくまで家族を養うための手段であり、仕事が原因で様々な意味で家族に迷惑をかけるわけにはいきません。
かといって、今の仕事を辞めることも家族に負担をかけることになります。
今の環境で最善の取り組み方を考えることが、ある意味ベストな生き方ではないかと思います。