5月に入り、GW真っただ中ですが、外出自粛によりどこへも行けないですね。アマゾンプライムでキングダムを制覇し(配信中のところまで)、キングダムのまだ読んでいなかったコミックも電子書籍を購入し、最新刊まで読破。
ランニングも最近は「マスク着用必須」となり、メガネ君の私はマスクすると眼鏡が曇るので、「マスクしてまでランニングはなぁ~」と思い控え中。
だんだんつらくなってきましたねぇ。こんな時だから新しいことでもやろうかなと思い、まだ何もできていない。。。
そんな状況ですが、最近、テレワークによる仕事のON・OFFの切り替えが中途半端で、生活バランスが悪くなっているような気がしたので、自分の行動を振り返り、整理して、メリハリをつけようと思っています。
テレワークのメリットの落とし穴
テレワーク、私にとっては非常に集中できる環境です。
オフィスでは周りの雑音、話し声、電話の音が常時あったり、当然、話しかけられることも多いわけですが、テレワークで自室に籠っていると、邪魔が入らないため、非常に集中力を高く維持することができ、作業に没頭できます。
しかし、この没頭感がよくなかったようで、先週の2日間、仕事終わりに体調を崩しました。
作業が終わり、「終わった~」とリラックス。なんとなく、疲れが一気にやってきた感じがして、ベッドでぐったり。
夕食を食べた後も疲れが抜けず、さらにベッドでぐったりしていたのですが、なんとなく動悸が。心臓バクバクしている。。。そして、手足が少ししびれて来た感じがする。
ふと、昔の体験が頭をよぎりました。
緊張の後に意識が飛びそうになった過去の経験
10年ほど前、数時間の緊張期間の後、緊張から解放され、疲れがどっと出て、心臓バクバク。疲れたのでベッドで横になっていると、手足がしびれ、冷たくなり、動かなくなってきた。「金縛り!?」とか思ったのですが、徐々に意識が遠のくことに気づきました。
「えっ、やばい!体も動かず、声も出せず、意識が遠のく・・死ぬ!?死ぬときってこんな感じ・・・!?」と思いました。
焦れば焦るほど気が遠のきます。しかし、何も考えないようにすると、なんとなく意識が回復するような・・・と気づき、体は動かないが、冷静を保ち、天井の模様を見ながら、「天井の模様ってこんな感じだったんだ~」なんて別のことを考えていると、なんとなく意識が回復してくる。。。そして、数分後、体の感覚も少し戻ってきました。
少し体の感覚も戻ってきて、声も少し出るようになったので、何とか妻を呼び、状況を説明し、タクシーで病院へ(真夜中です)。
病院での診断では『過換気症候群』でした。緊張によりため息をしすぎ、息を吐きすぎたことにより、二酸化炭素を放出しすぎていたらしいです。
体調を壊した日のタイムテーブル
10年前の『過換気症候群』と同じような症状が出て、焦りを感じました。
仕事を頑張っても体調を壊すと意味がありません。少し反省をし、同じ過ちを繰り返さないように、体調を崩した日の1日を振り返ってみました。
6:00 起床、すぐに朝食をとる
6:30 パソコン起動、メールチェック開始。からの業務に突入。
8:00 テレワーク開始(正式な終業時刻)
12:00 昼食~昼休み
13:00 午後の部、開始
19:00 テレワーク終了
午前 5時間半、午後 6時間の合計11時間半の作業時間でした。3時間半の延長。普段の業務だと、午前9時から午後10時まで仕事したときの業務時間です。まあまあの時間ですかね。確かに「今日は疲れた~」となる作業時間ですね。
午後10時まで仕事をして、1時間かけて帰宅すると午後11時、もう寝るだけですね。
いま考えると、「そりゃ疲れとるわ!」ですね。
テレワークだと、12時間弱働いてもまだ19時。仕事を早く終わった気になっていますが、実は体は結構悲鳴を上げているんですね。そんな状態を自覚できていませんでした。
それに、テレワークの場合の盲点ですが、通常業務より高い集中力で没頭していることです。集中力が高いので、「休まない」のです。もちろん、トイレなどにはちょこちょこ行くのですが、トイレもすぐそこなので。。。トイレ済ませるとすぐに作業にカムバック。「休憩」にまでは至りません。
昼食時に1時間の休憩は取りますが、それ以外は本当に息つく間もなく作業していました。
通常業務時は周りの雑音や声掛けなどにより集中力が高く維持できることは少ないように思います。それが逆に適度なリラックス状態になっているかもしれません。ゆえに、そこまで疲労が蓄積することがないのかもしれません。
オン・オフの切り替えも自己管理が必要
いつでも作業ができる分、常に思考が仕事に向いてしまいがちです。会社のパソコンがすぐ手元にあるので、「何か連絡が入っていないか?」「今スグに作業しなければならないことが発生していないか?」などが常に気になり、気になりすぎると実際にパソコンを開いてしまいがちです。
手元に会社パソコンがないと、どうあがいても何もできないので、あきらめることができます。
「仕事をあきらめる」という事を自分で管理できなければ、テレワークの落とし穴にはまってしまいます。
「仕事を断る」という事に対しても勇気をもって行う必要があるかもしれません。
仕事をするうえで、「体調管理」は非常に重要です。体調が万全でないと、作業のパフォーマンスを発揮することもできません。
仕事をするために仕事を断る・あきらめる
几帳面でまじめな方ほど、「仕事を調整する」「仕事をあきらめる」「仕事を断る」ことができません。その結果、体調を崩し、逆に迷惑をかけてしまう可能性があります。
「体が資本」であることは間違いありません。継続的な生産性を維持するためには、常に健康を意識する必要があります。
体力面・精神面の健康を自分で管理し、常に仕事に対してベストパフォーマンスで臨めるように『自己管理』する必要があります。
そのために、「仕事のし過ぎ」を回避するための「仕事の調整」を意識する必要があります。
仕事人間にとっては「テレワーク」はメリットに感じるように思うかもしれませんが、思わぬ『落とし穴』にはまらないように、常に自分の状態を客観的に注視しておくべきかと思います。
まだまだ外出自粛の期間が続きそうですが、テレワークで経済を支えることができる方々は、自分の仕事をしっかり全うし、日本の社会を支えましょう。