最近よくテレビのコマーシャルで見かける「TimeTree」というカレンダーアプリがあります。中尾明慶さんと仲里依紗さんとキャスティングし、ユーティリティ系のアプリとしてはかなり強気の取り組みですよね?ゲームアプリならともかく、ユーティリティ系のアプリでテレビコマーシャルを打つのはかなり珍しくもあります。この「TimeTree」の特徴は「家族で予定を共有する」という機能です。
Googleカレンダーの共有機能
仕事で会社の同僚と予定を共有するためにGoogleカレンダーの共有機能を利用している方も多いのではないでしょうか?仕事だけでなく、家族との予定共有も非常に便利です。
共有したカレンダーに相手が予定を追加したり編集すると、その予定が自分のカレンダー上にも反映されるので、予定をお互いに伝える必要がなく、予定を共有することができます。
相手のカレンダーへのアクセス権限も「閲覧のみ」「書き込み可能」など選択することもできます。
Googleカレンダーの共有方法
一般的にGoogleカレンダーの共有設定はPCのブラウザでGoogleカレンダーを開き、カレンダー設定で共有する相手のGmailアドレスを登録することで行えます。
PCのブラウザ版Googleカレンダーでの共有設定は下記の記事をご確認ください。
では、PCを持っていない人はどうすればよいのでしょうか?
※スマホでPC版のページを利用すればできなくはないですが、画面が小さすぎてかなり難しいです。
スマホアプリを使ったGoogleカレンダーの共有方法
Googleカレンダーをスマホで利用する場合、Googleカレンダーアプリを利用することが多いですが、Googleカレンダーアプリといえど、カレンダーの共有設定を行う機能がありません。
しかし、スマホアプリを使って共有設定を行うことができるのをご存知でしょうか?
今回はマウスやキーボードでおなじみのエレコム社がリリースしている「スケジュールストリート」を利用した共有設定の方法をご紹介します。
1.初期設定を行う
Google PlayやApp Storeからスケジュールストリートをダウンロード・インストールし、初期設定を行います。
Googleカレンダーを利用するので、「カレンダー保存場所」はAndroid版では「Googleカレンダー」、iOS版では「iPhoneカレンダー」を選択します。
※iOS版では端末設定でアカウントにご利用のGmailアカウントを登録しておく必要があります。
2.カレンダー共有
(1) [メニュー]-[カレンダーツール]-[カレンダー共有]を選択
(2) 共有したいカレンダーグループをチェックし、[共有]を選択
(3) [共有設定]で[Googleアカウント]を入力し、[権限]を選択したうえで、[共有]を選択。
※Googleアカウントの入力はQRコードから読み取ることも可能です。共有する相手のGmailアドレスのQRコードを読み取ってください。
※共有する相手もスケジュールストリートを利用している場合、[メニュー]-[アプリ設定]-[QRコード表示]で登録しているGmailアドレスのQRコードが表示されているので、これを読み取るといいでしょう(すでにスケジュールストリートでGoogleアカウントが登録されている必要があります)。
これだけでカレンダー共有が完了です!
いかがでしょうか?とても簡単ですよね?スマホアプリで予定管理をしつつ、必要なタイミングでスマホアプリで共有設定を行うことができますね。
外出先で「あなたの予定を教えて!」と言われた時に、スマホでささっと共有してあげてください。
共有を解除した場合は、[メニュー]-[カレンダーツール]-[カレンダー共有解除]から行うこともできます。
スマホアプリだけでGoogleカレンダーの共有設定ができるのは、私が知る限り「スケジュールストリート」だけです。