2019年7月28日に三重県南東沖でマグニチュード6.5の地震が発生。震源の深さは約420km。
この地震ですが、特に関東や東北で大きな揺れが発生しました。震源地が三重県なのに、なぜ関東や東北が主に揺れたのか?と疑問を感じます。
これは「異常震域」という現象になります。
異常震域とは
異常震域とは、「震源地と離れた場所で強く揺れる現象」です。
通常の地震であれば、震源地における震度が最も大きく、震源地から離れるにつれて小さくなりますが、通常とは異なる現象やそのような震度分布がみられる地域を指します。
異常震域の原因
異常震域が発生する主な原因は「地球内部の岩盤の性質の違い」によるもの。
岩盤の性質や状態によっては、地震が伝わる特別な抜け道があると言われています。
異常震域についてのまとめ
今回の地震で初めて「異常震域」という言葉を聞きました。
日本はこのところよく地震が発生していますね。
私も一度だけ大き目の地震を経験し、幸いインフラが強固であったため、大きな被害には会わずちょっとした被災程度で済みましたが、今後、南海トラフ地震も想定されていますので、これまで被災に会わなかった方も十分に準備はしておきましょう。
南海トラフ地震で危険な地域は太平洋側かと思っていましたが、異常震域を考慮するなら、日本全域が危険なのではないかと心配になりますよね。