会社員は会社に貢献するのが当たり前
会社員は会社の売り上げに貢献して、その成果として給料を受け取ります。
会社の売り上げに貢献できない会社員は給料を受け取る資格はありません。
当たり前の話です。
そのため、会社員は売上を強く意識する必要があります。
もっとも、技術系の方々は、日々売り上げを意識することは少ないですが、「いいもの」を作ったり、営業からの要望により必要なものを開発・制作することにより、結果的に売り上げに貢献しているわけです。
よく、売り上げに貢献していない技術チームは他から非難される傾向にありますよね。
売り上げを作っているチームからすると、非難したい気持ちもわかります。
「誰のおかげで飯食ってんだ!」という感じですよね。
ですから、会社に所属する以上は「売り上げ」を強く意識する必要があります。
その結果、売り上げを上げるための手段を考え、実行していくわけですが、ここでよからぬ考えを持つ人たちが少なからずいます。
マネーゲームの危険性
「売り上げさえ上げれば何でもいい!手段は選ばない!」
こういう方々は私利私欲のために行動する傾向にあります。
また、その中では「マネーゲーム」により売り上げを確保していこうとする人々がいます。「マネーゲーム」とは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0
ビジネススキームの中で、タイミングを見計らって物とお金を動かすことにより、利益・売り上げを獲得することができます。
それはそれでスキルの高いビジネスではありますが、それだけにとらわれてはいけないと思っています。マネーゲームはそのビジネススキームが破綻すると、ビジネスを継続することが困難になります。場合によっては手元に何もなくなります。いえ、もともと何もなかったわけです。
価値のある本質がない中でお金を生む「マネーゲーム」は本当のビジネスとは思いたくありません。
私としては、やはり、「価値のあるもの」を生み出し、それを評価してもらうことで「対価」をいただき、それが売り上げとなる。というのが理想のビジネスであると考えます。自分に価値のあるものがあれば、一度失敗したとしても、ほかに応用が利く場合が多くあります。それまでのノウハウや経験も活かすことができます。
他人に誇れる仕事をしよう
以前職場で、「売れるんだったらいいじゃないですか?」という問いかけに疑問を感じました。「この仕事に誇りをもてるのか?自分の家族、子供に自慢できる仕事か?」と言い返しました。
お金を稼ぐことは生きていくうえで非常に重要ですから、お金を稼ぐことに怠けてはいけません。しかし、どうせ働くなら、人のためになる仕事をしたい。
自分の稼ぎのためだけの仕事はしたくありません。
ただ贅沢したいわけではありません。充実した人生を過ごすために働きたい。
私はそう思います。
そうそう、ちょうどマネーゲームのビジネスに疑問を感じたあと、読んだ本の主人公がほぼ同じようなセリフを言っていました。感動してしまいました。
数年前にテレビで大ヒットした「半沢直樹」です。原作はこちら。
それ以来、著者である「池井戸潤」氏の書籍はいろいろ読んでいます。
「下町ロケット」最高でしたね。この話はまた次の機会に。

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